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「先生!これ習ってないからできません!」の真意

塾の仕事をしていると、

よく生徒からこんなことを言われる。


「先生!これ習ってないからできません!」


なるほど。それを言う気持ちはすごく分かる。

私もおそらく小中学生の時は、

そんなことを堂々と口にしていたと思う。


でも、今振り返るとこれってあまり良いことではないのではないか。

「習ってないからできません!」という発言は、

新たなことを学ぶ時は、常に誰かから「教えてもらう」のが当たり前という前提だ。

これでは常に受け身の姿勢というか、

自分から学ぶ姿勢が育たないのではないか。


そして、教える側もなんでもかんでも分かりやすく丁寧に教えてしまう。


これは一見優しいようで、

長期的にみたら自ら学ぶ姿勢というのを知らず知らずのうちに奪っていて、

残酷なことをしている

かもしれない。












反対に、一見冷たいように見えても、自分で調べさせたり、

あえて質問にすぐ答えず考えさせたりすることの方が、

後々を考えると大事だったりする。


分からない言葉があったら辞書で調べてみる。

教科書やワークを開いてみる。

googleで検索をしてみる。


こういった習慣・姿勢・声がけはとても大切だ。

小さなことから心がけていこう。

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